2018年12月13日
改めてSLを考えてみる。
この記事は「セカンドライフ非技術系 Advent Calendar 2018」へ向けた記事となります。
今年のテーマは「セカンドライフのコミュニケーションについて」 ということで、初参加です。よろしくお願いします。
アドベントカレンダーの方で「ハートネットTV「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」」
という番組の事を知り、私も何か書いてみようかなと思った次第です。
私は見逃してたんですが、ネット検索したら動画が出てきたので興味のある方は探してみてください。
私がSLを始めたのは2007年。休止期間も多々ありましたが、もう10年以上続けてるんですね。
普段あまり意識はしてませんでしたが、「セカンドライフのコミュニケーション」という事を改めて考えてみると、
この世界は本当にぶっ飛んでるなぁ…という感想が出てきました。
RLと違って、知らない人と接する為の敷居がすごく低い。なのにやろうと思えばなんでもできてしまうんですね。
今年のテーマは「セカンドライフのコミュニケーションについて」 ということで、初参加です。よろしくお願いします。
アドベントカレンダーの方で「ハートネットTV「続・自閉症アバターの世界 解放の地を探して」」
という番組の事を知り、私も何か書いてみようかなと思った次第です。
私は見逃してたんですが、ネット検索したら動画が出てきたので興味のある方は探してみてください。
私がSLを始めたのは2007年。休止期間も多々ありましたが、もう10年以上続けてるんですね。
普段あまり意識はしてませんでしたが、「セカンドライフのコミュニケーション」という事を改めて考えてみると、
この世界は本当にぶっ飛んでるなぁ…という感想が出てきました。
RLと違って、知らない人と接する為の敷居がすごく低い。なのにやろうと思えばなんでもできてしまうんですね。
RL芸能人と肩を並べてギターを弾いてみたり。
結婚相談所さんが進出してきて、ベンチに座ってチャットしたらL$が貰えたり。
ライブしてるロックバンドにプリンでできたギターを渡して使わせちゃったり。
披露宴会場を破壊してサプライズライブをしてみたり。
天むすが跳ねたり。
どれもなかなかRLではできない事ですし、こういうバカ騒ぎが楽しいという方は多いと思います。
でも、それだけじゃないんですよね。
2007年当時の私は、現実そのものが嫌になり、ストレスしかない世界で生きていました。
SLを始めたきっかけは、自分の好きなものを作ってお店ができたら楽しいかなぁと思っただけで、
人とのコミュニケーション等は求めていませんでした。
でもサンドボックスでギターを作っていると、いろんな人に話しかけられるんですよね。
だからシェイプの数字を全部0にして気持ち悪いアバターにするというひねくれ者でした。
いよいよお店をやってみようとなって、必要になるのが土地ですね。
土地を借りるとやっぱりご近所さんがいるわけで。なんとか関わらずにいようと思っていたものです。
「オンライン?チャットだけで何がわかるのよ?」って感じでした。初のオンライン体験でしたしね。
でもなぜか…みんな話しかけてくれたり、遊びに誘ったりしてくれるんですよね。
自分でも思うくらい気持ち悪いキャラなのに…なぜ??と。
特に何か考えがあっての事ではなかったと思います。
SLにログインしてるんだから、何かして楽しみたい!とみんな思ってた。それだけの事なのかなと。
そしてそれが他人と接する敷居を下げているんだろうなと思います。
その内に自分も、人と関わってみようかなと少しずつ思えるようになっていきました。
頑張って自分の気持ちを捻じ曲げてでも、「いい人」「普通の人」を演じてみようと。
始めは大変だろうけど、時間をかけてやってみる事で、今の嫌な自分と混ざり合ってくれるといいなと思っていましたね。
チャットだけだからそれができる。チャット以外でも製作やブログ等、自分のペースでやっていける。それも良い点でした。
10年続けた事で、自分にどういう作用があったかをはっきりと示すことはできません。
でももしSLがなかったら、自分はもっと破滅的な方向に進んでいただろうなと思います。
SLで同じ時間を過ごしてくれたみなさんに、昔も今も感謝しています。ありがとう。
シェイプもだんだん普通になっていきました。ちっさいままですけど。
SLと同じように、チャットで会話できてフレンドグループを作ったりできるオンラインゲームは沢山あります。
でもそれらは「ゲーム」である以上、シナリオだったり戦闘だったりの「仕事」とも言える物があり、
そもそも「ゲームは楽しむ物」という考え方の方が一般的であり、RLの事を話したりするのは敬遠されがちですし、
そこに気を向ける人自体も少なく、「楽しくなければ辞めたらいい」それだけの世界が多いです。
セカンドライフにはそれがない。
私としては、RLの延長みたいな物だと思ってます。(RLとSLきっちり分けたい方もいると思うので、私としては、です。)
きっとこの世界に住む人は、元気で健康な人ばかりではないはずです。体や心や環境など、苦しい現実を持っている人は沢山いるはず。
そういった人であっても、まとめて同じ世界の住民として生活する事ができ、現実以上に楽に何でもできちゃう世界なんですね。
そういう部分も含めて…この世界はぶっ飛んでるなぁと…
何をしても良い。何もしなくても良い。RLから逃げる為でも良い。RLの為にSLで頑張っても良い。
何でも受け入れてくれるSLの懐の深さは本当に凄いなと思います。
結婚相談所さんが進出してきて、ベンチに座ってチャットしたらL$が貰えたり。
ライブしてるロックバンドにプリンでできたギターを渡して使わせちゃったり。
披露宴会場を破壊してサプライズライブをしてみたり。
天むすが跳ねたり。
どれもなかなかRLではできない事ですし、こういうバカ騒ぎが楽しいという方は多いと思います。
でも、それだけじゃないんですよね。
2007年当時の私は、現実そのものが嫌になり、ストレスしかない世界で生きていました。
SLを始めたきっかけは、自分の好きなものを作ってお店ができたら楽しいかなぁと思っただけで、
人とのコミュニケーション等は求めていませんでした。
でもサンドボックスでギターを作っていると、いろんな人に話しかけられるんですよね。
だからシェイプの数字を全部0にして気持ち悪いアバターにするというひねくれ者でした。
いよいよお店をやってみようとなって、必要になるのが土地ですね。
土地を借りるとやっぱりご近所さんがいるわけで。なんとか関わらずにいようと思っていたものです。
「オンライン?チャットだけで何がわかるのよ?」って感じでした。初のオンライン体験でしたしね。
でもなぜか…みんな話しかけてくれたり、遊びに誘ったりしてくれるんですよね。
自分でも思うくらい気持ち悪いキャラなのに…なぜ??と。
特に何か考えがあっての事ではなかったと思います。
SLにログインしてるんだから、何かして楽しみたい!とみんな思ってた。それだけの事なのかなと。
そしてそれが他人と接する敷居を下げているんだろうなと思います。
その内に自分も、人と関わってみようかなと少しずつ思えるようになっていきました。
頑張って自分の気持ちを捻じ曲げてでも、「いい人」「普通の人」を演じてみようと。
始めは大変だろうけど、時間をかけてやってみる事で、今の嫌な自分と混ざり合ってくれるといいなと思っていましたね。
チャットだけだからそれができる。チャット以外でも製作やブログ等、自分のペースでやっていける。それも良い点でした。
10年続けた事で、自分にどういう作用があったかをはっきりと示すことはできません。
でももしSLがなかったら、自分はもっと破滅的な方向に進んでいただろうなと思います。
SLで同じ時間を過ごしてくれたみなさんに、昔も今も感謝しています。ありがとう。
シェイプもだんだん普通になっていきました。ちっさいままですけど。
SLと同じように、チャットで会話できてフレンドグループを作ったりできるオンラインゲームは沢山あります。
でもそれらは「ゲーム」である以上、シナリオだったり戦闘だったりの「仕事」とも言える物があり、
そもそも「ゲームは楽しむ物」という考え方の方が一般的であり、RLの事を話したりするのは敬遠されがちですし、
そこに気を向ける人自体も少なく、「楽しくなければ辞めたらいい」それだけの世界が多いです。
セカンドライフにはそれがない。
私としては、RLの延長みたいな物だと思ってます。(RLとSLきっちり分けたい方もいると思うので、私としては、です。)
きっとこの世界に住む人は、元気で健康な人ばかりではないはずです。体や心や環境など、苦しい現実を持っている人は沢山いるはず。
そういった人であっても、まとめて同じ世界の住民として生活する事ができ、現実以上に楽に何でもできちゃう世界なんですね。
そういう部分も含めて…この世界はぶっ飛んでるなぁと…
何をしても良い。何もしなくても良い。RLから逃げる為でも良い。RLの為にSLで頑張っても良い。
何でも受け入れてくれるSLの懐の深さは本当に凄いなと思います。