プリムvsメッシュ。

DOD Ibanez

2016年01月14日 03:03


ずーっと作っていたギターがやっと完成しました。疲れた…やっと終わりました。

毎回こうなんですよね。作りたくなって始めるものの、あまりの苦労にどんどん苦痛になっていき、
完成した頃には安堵感、開放感しかないっていう…その分腕はどんどん上がってくんですけどね。
満足感はあるものの、喜びには繋がらず、コピー品なので販売もできないっていう…
ほんと、なんで作ってんだろ…?(-ω-;)

さて、今回の裏テーマというか本題でもあった、「プリムvsメッシュ」
昔作ったプリム&スカルプ製のギターと、今回のメッシュ製のギターを比べてみます。
左がプリム製の旧作。過去記事を見てみた所、2008年12月に作ったようです。7年前って…

まぁ比べてみましょうか。本体のテクスチャが違うのでだいぶ印象は違うんですが…
あれぇ?あんまり違わなくない?(´・ω・` )

裏面も大差なし…

プリム製の方は昔ながらの「高、中、低」で設定できる輝きしか使ってません。

そりゃまぁ、よく見ればメッシュ製の方が作りこんではあるんですが…

意外に健闘してるプリム製…ほんと頑張ってたんだねぇ…昔の自分…

制限だらけのスカルプで、よくこんなトレモロ作ったもんだ…

ヘッド裏。スカルプで苦労してたのを思い出します。さすがにテクスチャはうまく貼れないままでした。

細かい造形になるとさすがにメッシュ製の方がいいですね。

プリム製の弦は中空にしたチューブの芯を使って作ってます。

今回はロックペグにちゃんと弦を通してみました。

プリム製では不可能だった空洞ボディ。アーチのないアコギなら可能なんですが。
今回はとりあえず構造のみで、パーツやら配線やらは省きました。

ラベルの再現は苦労した…箱の中に貼ってある物なのでWebでも画像は転がっておらず、
実機の薄汚れたラベルを写真に撮って加工して作りました。

あとはスペック的な物など。

・描写負荷(アドバンス→パフォーマンスツール→アバターの描写ウェイトを表示)
プリム製:25140
メッシュ製:14621

・ポリゴン数(開発→情報を表示→描画情報を表示する)
プリム製:197.356KTris
メッシュ製:73.742KTris

・ランドインパクト(土地の負荷)
プリム製:222
メッシュ製:11

物としては劇的に軽い物となりました。このくらいならRezして飾っておけますね。
低LODモデルも同時に作ってたので、グラフィック設定:低でカメラを引いても三角にはなりません。


感想としては…
メッシュだといくらでも作りこめるけど、実際にはそんなに作りこんでも無駄なだけって事がよくわかりました( ´Д`)
負荷・制作コスト・外見、どれをとってもメッシュでそこそこな成形で済ませるのが一番良さそうですね。
プリム製を見ればわかる通り、多少角ばっていても問題なさそうです。

一度とことん作りこんでみたかったので、いい経験になりました。
欲を言えば…クリアコートというか、RLの車みたいな塗装というか、
そういう塗装の厚みみたいなものが表現できるともっといいんだろうなーと思うんですが…
その辺は周りの反射が映りこまないと無理なのかな?SL2に期待するとします。

あとは長年の課題でもある、ストラップとケーブル…
リグメッシュとやらを使えばできたりするんだろうか?
本体ごとグニャグニャ曲がる気しかしませんが、一度やってみたい所です。

でもま、とりあえずはこれで満足(*´∇`*)


これはいい置物だ(*´ω`*) 小さくできるのもいいですね。

ふー。
ここらで、今回の制作は終了したいと思います。
実物は店に飾ってあるので、よかったら見てやってくださいませ。
店舗が地下で強いライト当ててるので必要以上にテカってますが…(´・ω・` )

今度はギタースタンド作ろかな…

制作日記一覧
2015/12/30 また作るかも。
2016/01/04 本格的に始動。
2016/01/08 なんてこったい。
2016/01/11 修正完了。

ついでに過去作品
2009/04/02 ここらで制作履歴。
 物作り